AliExpress
僕がよく使う通販は、阿里巴巴集団のAliExpress。使い始めたのは2018年くらいから。
AndroidとiPhoneの両方にAliExpressアプリを入れて使っています。(アカウントはひとつ)
・以前のAliExpress
昔のAliExpressは、よくわからない商品やインチキな商品が多くあり、騙されることも当たり前で退屈しないサイトでした。
昔の雑誌の裏表紙にあったようなインチキな通販が大好きな僕は、AliExpressを絶好の遊び場にしていました。
インチキにインチキを重ねたような、あのインチキ臭さがタマラン。
騙されて笑って楽しめる人はAliExpressと相性がいい。
1円でも損をしたくない人は不向きだと思う。
・その当時の配送
ChinaPostと日本郵政が提携をしていた頃は、届くまでに時間はかかるものの送料が安く、中国から個人輸入をするには絶好の時代でした。
送料込み40円の商品でも中国から飛行機で送ってくれていましたから、すごい時代です。
商品が手元に届くまでは早くても2週間。1〜2ヶ月くらい待つことはザラにありました。
提携解消後はいろんな国々を経由して日本に入ったり、どこをどう巡るのか半年近くかかって届いたり、届けばまだ良いほうでした。
18650等のリチウムイオン電池が特にひどかったのはよく覚えています。
法改正があってリチウムイオン電池がうるさく言われるようになった頃と合致するので、届かないというよりも中国の売り手が送らなかったのだと思う。
商品が税関で没収されたら返金をしなくてはならず、商品も没収になるので二重に損をします。
トルコ経由で紛失したり、ずっと中国から動かないままで2ヶ月が過ぎたりしていました。
トータルで考えて、リチウムイオン電池は5〜6回に一回くらいしか届きませんでした。届いても容量詐称ばかりで、2ヶ月かかって返金をしてもらうだけの時間潰しでした。
その後はジャック・マーさんが頑張って搬送経路を整えてくれたおかげで、菜鳥網路が主役となりました。
2週間ほどで届くようになり、荷物の紛失も減ったように思います。
・現在の状況
現在は倉庫から発送しているものが多いようで、最近では最短3日で届いた記録があります。
日本国内のamazonより速くてびっくりです。
倉庫から発送されない商品は、ショップから直接菜鳥網路で10日〜2週間で届くことが多いです。
数年前と比べると、飛躍的に進化をしています。
なお、今のAliExpressには配達までに1週間や10日間を保証する配送がありますが、あれは『発送』をしてからの期間。注文してからの期間ではないので勘違いをしないように。
・ケチになった
僕が始めた頃はクーポン全盛期。三種類のクーポンでとても安価に買えた時代。
クーポンを組み合わせて併用ができたから、ホントびっくりするような値段で買えました。
セール前に値引きクーポンをまずお金で買って、セール開始後に改めて商品を買うセールもありました。
少し前まではゲームの景品で大きなクーポンがもらえていましたが、今現在はダメですね。シブくなってオトク感がずいぶん減りました。
大きく買わないと使えないクーポンが増えて、個人でチマチマ買っていると恩恵が受けられないことがザラです。
それにはいくつか理由が考えられます。
・ニセモノ
今のAliExpressはニセモノにとてもうるさくなり、ニセモノを締め出しました。
世界的に詐欺だとボロクソに叩かれていたので、本腰を入れたのでしょう。
以前は『AliExpressに本物はない』と言われていたから、ジャック・マーさんが本気になったのかもしれません。
…にも関わらず、今でも1500円のレイバンやSamsungならぬ "Sansumg" というブランドのmicroSDカードを売っていたりします。
Xiaomiの本物が届いて、逆にびっくりしたこともあります。
まだまだインチキな売り手はいますが、以前と違うのは売り手と返金の交渉をしなくてもAliExpressから即座に返金してもらえるようになったこと。
そう。以前の返金はまず売り手と英文メールで交渉をして、売り手に否を認めさせなければ返金されなかったので、とてもホネが折れました。
AliExpressが仲裁に入っても50%や25%の返金とかね。
AliExpressは今も昔も売り手と買い手のニュートラルな立ち位置。
当時はニセモノでも『使えるから』という理由で半額しか返金されなかったことがありました。
仲裁に入ったAliExpressの担当者の匙加減にもよるところがあるので、僕はいろいろなパターンを学習して全額返金を勝ち取れるように交渉術も上達しました。
この交渉術はAliExpressに限らず通販全般に使えるので、知らない間に結構鍛えられていたんだな、と自分で思います。
慣れてくるとAliExpressでの交渉が結構楽しくなってきて、100円の商品でも泣き寝入りをしない買い手になりました。
英文メールが通じることを面白く思っていました。
・高級化
今はほとんどの商品で、注文の合計金額が10ドル以上の場合に限り送料がかかりません。
速く届くようにはなったけれど、ニセモノ排斥と相まって、昔ほど安くは買えなくなりました。
円安傾向と重なって、amazonに出品している中国本土の業者から買ったほうが安い商品も増えてきました。
AliExpressで買ったとしても、中国国内のまともな有名ブランド商品は結構お高いです。
よく考えれば "iPhone" も中国製ですね。
粗悪な商品とiPhoneのような精密機器を作る国ですから、本気を出して騙すか本気を出して作るかのどちらかです。
スマホの充電器なんかでも、エラい高い物がザラにあります。
言い方が悪いかもしれませんが、昔のように騙して売らなくても、良い商品であれば騙さなくても高く売れることに気付いたような感じに見受けられます。
そうなると趣向を凝らした商品や面白い商品が出てきます。
例えばコスプレ衣装。
以前は粗悪で安い商品が多かったけれど、今はとても細かく作り込んだセミオーダー品で、しかもとても高価な衣装があります。
相変わらず人を騙すような商品もあることはあるのですが、全体的に見ると安価な商品が減って高級化へと舵を切ったように見えるようになりました。
それまで当たり前にいた多くのインチキな業者は、インチキにうるさくなったAliExpressからインチキがしやすい新興通販サイトに移ったと思われます。
この先の中国通販はどうなるのでしょう。
なお、日本と法律の違いがあるので、AliExpressで売っているものがすべて買えるわけではないことは覚えておきましょう。
本当に安くて良い物もあるし、なぜか他のショップの1/100の値段で売っているショップもあります。
AliExpressはまだまだ気が抜けません。
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