騙しとニセモノ

前回はLenovoのイヤホンの真贋判定の難しさをダラダラと語ってしまいましたが、今回はもう少し範囲を広げたAliExpressにおける騙しとニセモノ全般について。

まずはXiaomiの例。

・Xiaomi

Xiaomiは販売許諾証を持つ販売店でのみ本物が売られているようで、たまに販売許諾証を提示している売り手がいます。

これは何かで調べられるらしく、結構信頼できるもののようです。日本で言うところの販売代理店のような感じなのだろうと思います。

販売許諾証を提示している売り手から実際に買って、ホログラムのスクラッチシールを剥いでシリアルナンバーをXiaomiのサイトで調べてみると、本物だったことがあります。

売り手のリンクからではなく僕自身が調べてたどったリンクなので、おそらく本物だろうと考えています。

まさかAliExpressで本物のXiaomiが買えるとは驚きです。

Xiaomi以外にもホログラムシールを使ったブランドがあり、そういった商品を販売する売り手はそれなりのお値段で本物を売っているようです。

例えば、日本のamazonでも売られている VOLTME もそう。

このメーカーサイドの真贋判定は切り崩すのが難しいのか、僕の経験ではニセモノだったことがありません。

そうまでしなくても、インチキ業者としては他のニセモノを作ったほうが手間がかからず良いのかもしれません。

この "ニセモノ" にも様々なタイプのニセモノがあります。

・本物が存在する

本物が存在するニセモノは高額商品に多く、代表はAirPods。

探せば一万円程度のAirPodsがすぐに見つかります。

とても緻密に作られていてニセモノとしては高額な商品で、転売屋向けの商品だと思われます。

よくできたニセモノを買って、それを本物のようにフリーマーケットサイト等で売りさばくタチの悪いニセモノです。

外観上はそっくりで性能も似ていて、本物と同じ値段で売られたら通販ではまず気付けないと思う。

本気のコピー商品で、ニセモノに気付いていない人もいるかもしれませんね。

AirPodsを買った直後に分解して真贋判定をする人は少ないだろうから、この手のニセモノ商売は減らないと思う。

高額商品はちゃんとしたお店で買いましょう。

・商品には手を加えない

買い手の勘違いを誘う商品もあります。

商品画像に「Xiaomi」のロゴが付いているものの、よくよく読むと『Xiaomi対応』のような商品。

セコい詐欺商品ですが、よく読まなかった買い手が悪い。まんまと騙されてしまう人が多い。

そんな商品を売っているくらいだから、文句を言ってもまともに取り合ってくれないことが多いようです。

一番手軽でわかりやすく、パッと見で引っかかりやすい騙しです。

・知らないと騙される

インチキ商品に実在するメーカーのロゴを加えたニセモノも存在します。

ロゴも見分けがつかないほど高精度なもので、素人に判別は無理だと思う。

そのメーカーのサイトで商品検索をすればある程度わかるのだけど、その手間を惜しむ人は簡単に引っかかります。

本気で騙すための典型的なニセモノ商売ですね。

こういった商品は商品紹介を読んでもブランド名が全く出てこないなどの違和感が多いことも特徴です。

また、もうひとつのパターンとして商品画像にだけロゴを合成していることがあります。

届いた商品にはロゴがなくて「?」になる商品。

コピー商品の写真にロゴを合成されると、もう見抜けません。

安っぽいコラージュ画像を想像しそうですが、時代はAI。丸ごと画像を生成されてしまうと見分けがつきません。

売り手も「本物のはずだ」的な対応をすることが多いように思う。

ロゴ無し商品をノーブランドの商品として扱っている店もあり、そういうショップから仕入れて偽装して売り抜けるのだろうと思います。

もうね、手が込みすぎていて全てを疑わなければならなくなります。

・偽装

充電池の容量やBluetoothのバージョンを偽ったり、インチキにも暇がありません。

僕が一番厄介だと思うインチキ商品がこの類。

何が厄介かと言えば、本物をニセモノとして流通させる横流し品の真贋判定は無理やろ。

本物なんだから。

パッケージだけ本物で中身がコピー商品とか、売り手と買い手の知恵比べです。

他にも騙して売るための仕掛けはたくさんあり、引っかかるなという方が難しい。

僕自身もニセモノだと知らないまま本物として使っている物があるかもしれません。

わかりやすいところを2つ紹介しましょう。

・例

買い手が勝手に騙されてしまうこともあるように思う。

下はAliExpressに実際にあった2TBのmicroSDカード。

買い手が勝手にSansumgというブランドを ”Samsung” だと思い込んで買ってしまう典型的な騙しパターン。

本気でサムスンだと思っている日本人から『遅い。サムスンの品質も地に落ちた。』とレビューに書いていたけれど、恥を知るのをアナタの方だ。

今は知らんが、当時サムスンから2TBはまだ出ていなかったことも気付いていなかった様子。

次の例もよく見れば見抜けます。

ちゃんと商品画像に『TOBOSE』と書いてあるのに、BOSEだと思い込んでしまうパターン。

ロゴの左端に小さく ”TO” と明記されている。これも常套手段。

もちろんBOSEにこんな製品はない。

BOSEとTOBOSEは何の関係もないのに、買い手側が勝手に勘違いをして買ってくれるのだからありがたいことだ。

上記の2例はニセモノというより騙しの手口ですが、初歩的な騙しには引っかからないようにしましょう。

・結論

何が本物なのかわからない昨今、どうしたらいいか。

結局、信頼できる売り手から買うことです。

本気のインチキやニセモノを100%見破ることは無理です。

中国は本物を作る技術力があるのだから、素人に見分けがつくはずがない。

これは昔の日本がやっていたこと。

他国の工場となって技術を身に着けてニセモノを作って、自分たちのブランドを作る。

歴史は繰り返されています。


僕がAliExpressで買い物をするときに気を付けていることは『安いには安い理由がある』ということ。

皆様も大きく騙されないようにお気を付けて。

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