頼まれごと

彼女さんや母親から何か頼まれることがある。

壁掛け時計の電池の交換のような、些細な頼まれごとをされたとする。

どこにでもある話だと思う。

やればすぐなんだけど、自分が直接困るわけではないので面倒くさく感じることが多いと思う。

さて、世の中の男たちは "いつ" やるのだろう。

・なぜ面倒くさいのか

作業内容は、壁から時計を外して電池を交換してもう一度壁に掛けるだけ。

簡単なことだからこそ面倒くさく感じて、『後でもいいか』となってしまうことが多いと思う。

そうしているうちに「早くしてよ」的なことを言われてしまって、ますます交換が面倒になってしまうのが男性諸君のほとんどだと思う。

僕もそうだから何の否定もしない。先送りにしたことを、そのまま忘れてしまうこともザラある。

結局、自分に実害がないから後回しにして、自分が困らないから忘れてしまうのだろう。

しかし、それが小さないざこざの原因になったりもするからややこしい。

頼まれたときはすぐやるつもりだったので『わかった』と返事をするが、何日も放って置くから相手もイラッとしてしまう。

どちらが悪いのだろう。

頼む側が悪いのか、頼まれた側が悪いのか。

子供が「宿題をする」と返事だけをして後回しにしたり、お風呂に入れと言われて「ちょっと待って」を繰り返して、結局怒られてしまうのと同じだと思う。

男はその程度の生き物ということなんだろう。

・僕の場合

僕も基本的に面倒くさがりなので、後回しにしたり返事だけをすることが多かった。

僕はひとつの正解にたどり着いた。

いや、僕なりの正解といったほうがいいかもしれない。

結局、面倒くさいものはどうやっても面倒くさいので、何も考えないで頼まれたことをするようにした。

つまり、言われたことはすぐに完了させる、というルールを定めた。

頭で考えてしまうと面倒くさくなってしまうので、スマホでゲームをしていても小難しい文章を書いていても手を止める。

結局、僕がやらない限りは終わらないのから先延ばしにしても何も良いことがない。

ならば面倒くさいと感じる前に終わらせた方が得策だろうと考えた。

その結果、効率が良くなりました。

何も考えない脊髄反射のような形でミッションをクリアするので、お互いの関係も良好に保てる。

僕も無感情のまま処理するだけなので精神的な不満や苦痛が少ない。

少しでも頭で考えると

『なんでワシがするん?』
『今は面倒くさい』
『後でやっておくよ』

となってしまうので、何も考えてはいけない。

キーワードは「無」。

もしくは「空虚」。

僕としても、何も考えないからあっという間に終わる。取り掛かるまでの時間も速く、取り掛かってからの時間も速い。

言ってしまえば、良いこと尽くめ。

「僕がやらなければ、いつまで経っても終わらない」というところが "ミソ" なんだと思う。

簡単な力仕事や電池の交換くらいだものね。

他のことであれば僕の方から頼むこともあるから、お互い様だろう。

ただ、たまに「ちょっと面倒だな」「今言わなくてもいいのに」と思ってしまいそうなときもあるけれど、そこはもう『無』ですよ。

わざと何も考えないようにして、ミッションコンプリートを目指します。

・どこまでをすぐにやるか

特に基準があるわけではないけれど、近所であれば買い物までは行く。

彼女さんや母親が僕に頼むということは、おそらくすぐにやってほしいことばかりだと思うのよ。

そうでなければ、自分でやったほうが早いから頼むことはない。

できないことだから頼むのだろうと思う。

それらを総合的に考えて、すぐに済ませておいたほうが良い、という結論に至りました。

・すぐにできないときは

もしも蛍光灯の交換のような、すぐにできないことを頼まれた場合。

ウチは洗面台とキッチンに現役の蛍光灯があるから、稀に交換を頼まれることがある。

そんなときは『いついつ買い物に行ったときに買ってくるから』と、予定を言っておきます。

今すぐにはできないと伝えるだけで、頼まれ事を遂行しようとしない僕に対しての相手の溜飲が下がります。

すぐにできないことや完了までに手間や時間がかかることもありますからね。

予定を立てて伝えておくのは、両方のためだと思います。


…ということを考えながら、懐中電灯の電池を入れ替えてきたよ。

Mission Complete.

交換したeneloopをこれから充電しておこう。

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