夜中に胃が痛かった話

先日、23時少し前に突如胃に激痛を喰らった。

うずくまって身動きが取れないほどの激痛だった。

僕は以前から幾度となく胃痙攣があったので、こんなことは何度もあった。

ただ、何度なってもこの痛さには慣れずただただ痛い。

何回もなっているからある程度の対処法はわかっているのだけど、その痛さに毎回くたびれてします。

・胃痙攣

胃痙攣にも重い時と軽い時があって、重ければブスコパンの静脈注射をしてもらうまでは痛さがくすぶり続ける。

軽ければ、なんとか隙を突いて寝てしまえば、朝には治っていることもある。

どっちにしても胃痙攣の原因はわからず、それ以前に胃痙攣という病名があるわけでもなく、原因がわからないから『これだ』という治療法はない。

頭を低くして、胃痙攣が通り過ぎるのを待つ。

前出した「ブスコパン」は胃の周辺によく効く痛み止めで、紙を剥がすように痛みが消えてくれる文字通り救世主。

経口薬もあるけれど、僕は経口薬のブスコパンの効きが悪く、それで胃痙攣のたびにかかりつけ医のところにブスコパンを打ってもらいに行く。

これが僕のよくやる胃痙攣のやり過ごし方。

・#7119

今回は重かったようで本当に痛くて隙がなく痛みが続く。

痛すぎて夜間の救急にも行ったことがあり、今回は久しぶりにそのくらい痛かった。

最近は救急相談の電話窓口 #7119 があって、救急車を呼んだほうがいいかどうかのアドバイスをくれる。

症状を伝えて、そこに常駐するナースさんにアドバイスをもらうこともできる。

僕は「胃痙攣だろう」と思っていたから、死にそうに痛いが痛さで死ぬわけではないので、夜間外来の病院を訊いた。

その #7119 に登録があったのは、家から少し離れた総合病院だった。隣の市の病院ではあるが、車じゃないとものすごく遠い病院。

ウチの地域の病院は登録がなかったので、病院のかわりに消防署の救急の電話番号を訊いた。

119じゃなくて、事務所というか救急の窓口につながる番号ね。

やはり餅は餅屋。

三件の総合病院をすぐに教えてもらったが、正直予想を裏切らなかった。

夜中の2時過ぎだから二次救急と三次救急しかなく、まずは二次救急に電話をした。

先にも書いたけれど、胃痙攣だから命に別状はないと考えてのこと。

そこで言われたのは、初診料と時間外料金。

13,200円からのスタート。

うーん、胃痙攣ごときでこの基本料金は高いと思ったよ。

朝九時になるとかかりつけ医の診療が始まるから、時給2000円だと思って痛さに耐えることにした。

もちろん、痛すぎたら夜間診療に行くつもりではあった。

ここから夜が明けて、朝8時を過ぎるまでの時間は永遠かと思うほど長かった。

本当に痛いんだもの。

しかし、僕は思った。

緊急時や怪我のときに #7119 は使えないと思う。

気持ちと症状や痛みに余裕がないと、とてもじゃないが『もういい!』と言ってしまいそうになる。

たらい回しではないが、ひとつひとつのケースによって案内される電話番号が違うからしょうがないが、ちょっと面倒だね。

僕がかけた電話だけでも三件。
#7119
消防署
夜間診療の病院

#7119 から直接転送してもらえるような仕組みができれば良いと思った。

IP電話を使えばなんとかなりそうな気がするが、誰がそれをやるのかと言われると難しいね。たぶん、そういうことなのだろう。

とはいえ、同じことを時系列を追って電話をかけた先々に伝えるのは、体に異常や不調がある身としては、重労働にも感じてしまう。

それなりに時間もかかるので、文字通りの『救急相談』だと思った。

でも、救急車を呼ぶべきかどうかのわかりにくい判断のときは一度 #7119 に電話をかけると良いと思う。

人命に関わる救急は、そうあるもんじゃない。

その判断が素人にできないから、救急車を呼んでしまうのだけど。

それはそれとして、ふざけた理由で救急車を呼ぶ輩は永遠の痛みの中に落ちてゆけばいいと思う。

・一夜明けて

胃痙攣の場合は胃の辺りを蒸しタオルで温めるといくぶん楽になる。

そうやって誤魔化し誤魔化し時間が過ぎるのを待った。

午前8時30分になったので、かかりつけ医のところに行った。

でも、座っていられないからすぐに診療台に寝かせてもらったよ。

血液検査の結果が出るまでの間、点滴と一緒におまたせのブスコパン (鎮痛剤) を入れてもらった。

でもね、一向に痛みが引かない。

ブスコパンが効かないことにとても不安になった。

それほど信頼していた薬なんですよ。

そうしていると血液検査の結果が出た。

白血球数がなんと!

14000/µL 超え。

数だけでいえば、標準の人の軽く2〜3倍。早急に検査をしなければならないレベル。

それから紹介状を書いてもらって大きな病院に行くことになりました。

その病院というのが、夜間診療で問い合わせた先の病院だから笑えないよね。

近くに国立病院もあるのに、なぜその病院を選んだかと言えば…

看護学生やナースさんが綺麗なのよ、本当に。

国立の看護学校とは次元が違う。

どうしてそんな美人さんばかりになるのかわからないけれど、その病院だけは別格。

動機は不純だが、男はバカだから綺麗なナースさんの言うことには素直に従ってしまうから、今後のことを考えると不純だとばかりも言えないと思う。

女の人だって、ブサイクな男に言われるよりも、いい男に言われたほうが素直に従うと思う。

決して医療を受ける面でマイナスにならないはず。

・大病院にて

いやー、ベッピンさんばかりだよ。

病院に花が咲いている。

これで胃が痛くなければいいのだけど、かなり痛い。

もう12時間以上の刺すような鋭い痛みなので、流石に弱ってきました。

鎮痛剤が効かなかったのは文字通り『痛い』ね。

独歩で行った先が救急ですからね、我ながらオオゴトなんだと思いました。

そこからは一気に検査検査検査。

詳細な血液検査、心電図や心エコー検査、造影CTにレントゲンなど、思いつく限りの検査が行われました。

ナースさんが綺麗で良かったよ。なんだか精神的に頑張れた。

というのも真面目な話、昨夜から一睡もできないほどの長時間の痛みに耐え、胃が痛いから何も食べていないし飲んでもいない。

そりゃ30時間起きて24時間近く飲み食いしていないから弱るよ。

綺麗なナースさん作戦は成功。

バカな男で良かったよ。

ナースさんが綺麗だからどうというわけでもないのだけど、その頃はもう呂律も回らなくなってきていて、一日でとても疲れた。

検査の結果、心筋梗塞のような死に直面する疾患ではないことがわかった。

胆嚢も近くて胆石があることも確認されたけれど、炎症を起こしているわけでもなさそうということもわかった。

ではなぜ白血球数が極端に多いのか?

この辺りまでくると引き算なわけで、一番疑わしいのが『胃』ということになりました。

・次回予告

白血球の増加がどこに起因しているのかわからないので、次回は胃カメラからスタートすることになりました。

潰瘍ができているのか、癌ができているのか、他の原因なのか、それを調べることになりました。

ここで白血球増加の原因が見つかればわかりやすいのだけど、ここに原因がなければ原因の特定が難しくなりそう。

疑わしさで言えば胆石を抱えたままの胆嚢も、心臓に近い太い血管も、左心房の動きもアヤシイ。

その全ては次回の胃カメラの後の結果を待ってのこと。

原因がわからないから、劇的に痛みが緩和される痛み止めは打ってもらえなかった。

ヌルい効き目のアセリオを入れてもらって、帰路につきました。

僕はアセトアミノフェン (カロナール) が効かんだけど、原因もわからんしロキソニンは胃を痛めることがあるからダメなんだそうだ。

僕の痛みはまだまだ続く。


次回の胃カメラはナースさんに見とれながら頑張るよ。

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