腕時計 前編

中学生から高校生にかけて、ダイバーズウォッチが流行ったことがある。

だれも潜水なんかしやしない。潜水どころか水にもつけない。

だけど、そのダイバーズウォッチが僕らにはカッコ良く見えました。

他の地域は知らんが、僕らの学区では中学校までが腕時計禁止。高校から腕時計が解禁になることもあり、多感な時期と重なったこともあるのだろう。

大人の階段を一段上がったというか、そんな背伸びをしたような感覚があったと思う。

「無骨で男らしい腕時計」のように感じていましたね。

本気のダイバーズウォッチではなく、お小遣いを貯めて買える3万円くらいまでのところが一番人気だったような気がする。高校生らしいよね。

無駄にゴテゴテと大きく派手な装飾。大きなボタンや回るベゼルの全てがカッコ良く思えました。

・見かけた腕時計

雑誌の裏表紙にあるようなインチキなB級品の通販が大好きな僕はAliExpressでよく買い物をするのだけど、そこで見つけたのは無駄にゴテゴテとしたダイバーズウォッチ風の腕時計。

ダイバーズウォッチではなく "スポーツウォッチ" と銘打っていて、アラームやストップウォッチ、カウントダウンくらいしか機能がありません。

しかし、その時計を見た瞬間、忘れかけていた中学生や高校生の頃の記憶が蘇りました。

防水になっていても生活防水止まりだったり、回りそうで回らないベゼルだったり、50m防水なのに『水中でボタンを操作しないでください』と注意書きがあるなど、腕時計としてはイマイチでもB級品が大好きな僕にはそれがたまりません。

高級そうに見えるとかそういう意味ではなく、『無駄に派手』というところが僕の心の琴線に触れまくってしまいます。

さらにさらに、アナログ針+デジタル表示の通称『デジアナ時計』が心に刺さりまくります。

気分はまさに中学生。見ているだけで楽しくなります。男の子なら誰でも一度は気になるヤツですね。

直径が50mm、厚みが20mmを優に超える超える外観にシビレました。

・アナログとデジタル

少し懐かしい気がして "デジアナ時計" をひとつ買ってみました。

もうね、笑いますよ。

装飾が派手で、パッと時計を見て何時なのか全くわかりゃしない。

反転黒地のデジタル表示だったから、デジタルもよく見えない。

バックライトを点灯させて、ようやくデジタル表示の時刻、カレンダー、曜日が読める程度。

こういう無駄な派手さがとても楽しい。

でも、見た目の派手さとは裏腹に、時刻がわかりにくいことは腕時計としての実用度はとても低くなります。

装飾とアナログ針、ベゼルがすべてシルバーだからわかりにくいんですよね。

この時計はこの時計で所有欲が満たされたので良しとして、次は少し実用面を考えながら選びました。

太めで明るい色のアナログ針に、暗めの色の文字盤をチョイス。先程の時計と比べて、ずいぶん時刻が見やすくなりました。

そもそもアナログ針は読まなくても見た瞬間に時刻がわかるところが魅力です。

実物はもう少しキラキラした感じですが、写真だと暗めに見えます。

ベゼルがメッキではなく金属製。落ち着いた感じが気に入っています。

バックライトを点灯させるとデジタル表示がこの通り。文字が小さいながらも時刻、曜日、カレンダーが確認できます。

これから夏の半袖のシーズンになるので、お遊び用として赤いベルトの黒赤の腕時計にしたのですが、仕事のときにでも使える腕時計がひとつ欲しくなりました。

3個目に勝ったものは、全体的に黒を基調とした腕時計をチョイス。アナログ針が太めで見やすいものを選定。

デジタル表示されている内容や機能はこれまでのふたつの時計とほぼ同じ。カレンダーと曜日、時刻。

文字盤内の装飾のメッキがクロム調の色合いになっていることと全てが黒+グレーでまとめられていることにより、どんよりと暗めに見える時計です。

暗めの色合いが地味に目立つので、これはこれで悪くありません。

ダイバーズウォッチというよりはミリタリーぽくて、少し迫力のある時計です。

3個目じゃなかったら買わない色味だけれど、アナログ針がよく見える配色が良かったので僕としてはまずまずの腕時計です。

バックライトを点灯させると普通の感じに見えますが、全体的に地味な印象は拭えません。

この時計は横幅が58mmもあり、無駄に大きなところに魅力を感じます。

さて、ここまでは "デジアナ時計" が3種類。

白地ではなく黒地の反転表示のデジタル時計が目についたので、ひとつ購入してみました。

これまでの時計と比べるとずいぶんシンプルです。

デジタル表示のみなので、数字が大きく読みやすい。

ただ、盤面がほぼ黒一色。

僕らが高校生の頃にはなかった反転表示だから、ちょっと楽しい。

その当時のデジタル時計は角形ディスプレイが当たり前でしたが、文字盤が丸くなるだけでずいぶんと印象が変わります。

反転表示の液晶は見えにくいけれど、文字サイズが大きいこともあり意外と読めます。

バックライトは左上。光のムラがちょっと安っぽく見えます。

この時計はアラームの音量を稼ごうとしていて、Beep音もすんごい安っぽいんですよ。

デジタルの腕時計はただでさえ高見えしないから、いろいろ安っぽく感じます。

実際に安い時計だから、安っぽくても価格相応ですけどね。


そのお値段は…

後編に続きます。

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