AliExpressで売り手と勝負

AliExpressの無料返品保証の対象になっていない商品で、不良品や不具合がある商品を掴んでしまうと面倒くさいことになります。

基本的にセラー (売り手) の承諾がないと返品できません。

返品をさせてしまうとセラーが丸損になってしまってAliExpress内での評価も下がるようで、ここがいきなり交渉のクライマックスになります。

・不具合に備えて

商品が届いたら、とにかく写真を撮っておきます。

何をするにしても送り状が確認できる写真が必要になるので、開封前が一番良いと思う。

AliExpressに不具合の申し立てをするときに、送り状が確認できる写真を添付するようにと言われるので、それを見越して写真を残しておきましょう。

上の写真の右側面に見えるのが送り状。本来ならば送り状が読める写真を撮りますが、送り状には僕の名前・住所・電話番号が書かれているため、今回はサンプル用写真ということでご容赦を。

開封時に伝票が破けてしまうかもしれないし、複数の商品が一度に届くとどれがどの袋に入っていたかわからなくなりますからね。

本来ならば動画が良いのですが、僕は年間120〜200以上の商品を受け取るので、毎回動画を撮るのは面倒くさすぎます。

商品レビューを投稿する際の写真も兼ねて、写真を1枚だけでも残しておきましょう。

不具合にもいろいろなケースがあり、主なものだけでも以下の通り。

同梱物が足らない
破損
キズ
動作しない
色違い
サイズ違い
商品が違う
商品説明と違う

不具合に気付いた時点で、さらに一枚写真を残しておきます。

箱が潰れて中身の破損が疑われる場合は、中身を取り出す前の潰れている箱の写真と中身を取り出した時の写真があると良いですね。

箱に入った状態のままでキズがわかるならその写真を残します。

キズをハッキリ写真に残すために箱や内袋から出してしまわないようにします。商品を取り出すのは、最後で間に合います。

内袋のままでキズが確認できる場合は、内袋から出さないでそのまま送り返したほうが良いように思います。

なるべくセラーに反撃させる隙を作らないようにしましょう。開封したことによりイチャモンをつけられないためにも、考えられることはすべてやっておきましょう。

・セラーに連絡

まずはセラーに形だけでも連絡をしておきます。

商品画像と違うとかケーブルが足らない、色が違う、等々。

証拠となる写真を添付することもお忘れなく。写真を添付しておかないと二度手間三度手間になります。

セラーがなかなか「はい、そうですか」とならないので、ある程度の戦略を立てておきましょう。

日本人と中国人は交渉のやり方が少し違います。

中国人セラーは最初大きく出て、次に下手に出ます。最後には泣き落としに出ることが多いです。

わかりやすい例を言うと…

最初は「こうしてください」「そういうものです」のような強気の返答。

次は「次回の購入時に何ドル引きのサービスをします」のような交渉をされることが多いと思う。

そんなことを言われても、問題が生じたセラーには二度と注文したくないのが人情。そこでしか買えない商品がある等の特別な事情がない限りは、僕は断るかシカトしています。

最後は「出荷担当者の給料から引いておくから勘弁してくれ」「送料がとても高いので」のような、こちらには何の得にもならない泣き言を平気で言ってきます。

そうしたセラーからの攻撃に耐えられる (言い返す) 自信がなければ、最初から泣き寝入りをしましょう。

英文メールでの交渉になるので、何度もやり取りをすると結構手間がかかります。

セラーに非を認めさせるか、セラーからの攻撃を全てかわすことができて初めて返金等の話になります。

個人的に一番ややこしかったのはイヤホンの不具合ですね。

動画を送れと言われても、動画ではイヤホンの不具合は伝わりません。

セラーも損をしたくないのでいろいろ言ってきますから、最初から全ての手の内は見せないほうが交渉がしやすいと思う。

返金ではなく、新たに商品を送ってもらいたい場合は、こちらから再発送の提案をしたほうがいいでしょう。

『返金しなくていいから同じ商品を0.1ドルで売ってくれ』等は、クーポンでとても安く買えた商品に有効です。返金されてしまうと、もう二度とその値段で買うことができなくなってしまいます。

再発送の交渉が成立したとしても、返品をして商品がセラーに戻った後に改めて0.1ドルで購入する形になるので時間はかかります。

一方、AliExpressに申し立てをして全額返金になった場合の返金は、支払った金額がMaxです。

クーポンを使って購入している場合は全く同じクーポンが再発行されるので、使用期限が切れたクーポンが戻ってくることになり、結局はこちらが損をしてしまいます。

どう解決するのが良いかは商品の金額や割引率、買った商品によります。

僕の経験では、返金よりも商品の再発送を勝ち取るほうが難易度が高いと思う。

返品して0.1ドルで売ってくれなかったら詰んでしまうことを忘れないように。

例えば、セラーに返送品が届いているにも関わらず『まだ届いていない』『倉庫に確認してみる』などと、のらりくらりと逃げられることがないようにしっかり対処しましょう。

そこは日本ではありません。良くも悪くも中国です。

・AliExpressに連絡

交渉成立の場合もそうでない場合も、結局返金してくれるのはAliExpress。

ここでもう一度AliExpressに概略を説明することになるので、二度手間になることは覚悟しておきましょう。面倒くさがった時点でコチラの負けです。

このときにセラーと交渉が成立していればAliExpressからどうこう言われることはありません。(経験上)

交渉が成立していない場合は、AliExpressに仲裁をしてもらいます。

このAliExpressの仲裁がクセモノで、セラーにもバイヤーにもニュートラルな立ち位置での仲裁になるので、必ずしもバイヤーに有利な判断がくだされるわけではありません。

また、介入後にAliExpressから解決策が提示された後は、その解決策の中から選ぶことになります。

その解決策に不服を申し立てるとAliExpressと何度も交渉をしなければならなくなります。

しかもその後、最初に提示された解決策を上回る解決策が提示されるとも限らない。

AliExpressには「こんなときはこのくらいの返金率で」のような基準があると思う。

AliExpressの判断を承諾すると、その約束は『絶対』です。

セラーもバイヤーもAliExpressの判断に無条件に従うことになります。

後出しジャンケンのようなことはできないので、解決策の承諾はよく考えましょう。

ちょうどいい落とし所がAliExpressから提示されているのであれば、さっさと承諾してしまうのも方法です。

例えば、返品後の全額返金と、返品無しの半額返金の解決案が提示された場合。

僕は手元に商品が残って半額戻って来るのも悪くないと思う。

ワケあり商品を半額で買ったと思って使ってみて、それで気に入れば改めて同じ商品買うのも悪くないですね。気に入らなくても半額の出費で済みます。

・AliExpressの判断

日本国内の常識では考えられない解決策を提示されることがあります。

『セラーの説明通りではないが、使えなくないので三割の返金が妥当』と、コピー大国らしい判断をされることもあります。

押し問答になりやすいのは、僕は18650などのリチウムイオン電池等だと思う。

容量詐称で不服を申し立てても、『明らか』に詐称でなければ全額返金は難しいと思う。

3000mAhに対して実質2000mAh程度だったとしても、個体差や計測機器の違いから返金されないこともある。

amazonのように甘くないので、中途半端な不服申し立てはしないほうがいいと思う。

ただのゴネる客にならないように。

・明らかな不具合や不良品

不具合や不良品を、一発でバシッと決められる自身がある人は『不良品だから返品する』とAliExpressに申し立てをすることもできます。

セラーと交渉するよりもこちらのほうが簡単そうな気がしますが、これは交渉に慣れた人向きの解決方法です。

一発でAliExpressから解決策を提示されることになるので、後から証拠を追加したりこちらに有利に進めようと思っても難しくなります。

AliExpressから解決策を提示された後でも交渉ができなくはないのですが、メールでのやりとりは一日に一往復が基本。結構気が長い勝負になります。

繰り返しますが、AliExpressに直接申し立てをした場合は『申し立てに書いた事柄が全て』になります。

不良品であるために返品する、と言い切れることができる人であればこちらのほうが解決が早いけれど、上手く交渉できない人や初めて交渉をする人には難しいかもしれません。

僕は確実に全額返金が見込める場合は直接AliExpressに申し立てを行い、分が悪いと思ったらセラーに連絡をしています。

ここの匙加減はこれまでの経験と勘によるものなので、上手く説明ができなくて申し訳ない。

あまり細かく書いて僕と同じ結果にならなくても困るので、ここでは詳細を割愛します。


AliExpressやセラーとの交渉術は、また改めてブログの記事にしますので、興味のある人は参考にしてみてください。

コメント

このブログの人気の投稿

スマホにマウス

血糖値問題

キーボードカバー