爪のお手入れ
何年使ったのかわからないほど長い付き合いの「爪切り」を、昨年ようやく買い替えた。
爪が汚いと小汚いオッサンに見えるので、爪くらいは綺麗にしておこうと思ったことがきっかけ。
爪のお手入れが楽しくなって、ネイルをする女の人の気持ちがなんとなくわかるようになりました。
爪をただ切るだけではなく、ヤスリや爪磨き、ルーターなど、いろいろな道具を揃えて楽しく爪のお手入れをしています。
俗に言うネイルアートのようなことはしないけれど、小綺麗にしているつもりではあります。
・爪切り
ことの発端になったのはフェザーの小さな爪切り。
昔の型で、ヤスリの形状が現行モデルとは異なっている。
長い付き合いのフェザーの爪切りは、テコの部分を留めているピンが摩耗して弛くなっているようで、そろそろ買い替えようと思ったことが始まりです。
取り急ぎ、同タイプの現行モデルを買ってはみたけれど、いつの頃からか刃先がオフセットしてあってとても使いにくくなっていました。
刃をずらしすぎていて、切断面に爪がバリとなって残る。
オフセット量が多すぎるんじゃ!
ただの切れ味が悪いだけの爪切りに成り下がっていて、ヤスリをかけたり磨いたりで二度手間三度手間になるからもう使っていない。
それでも2回くらいは使ったと思うが、再びこの古い爪切りに戻ってしまいました。
フェザーのwebサイトによると、刃先の寿命を伸ばすためにオフセットをしているらしいが、刃がオフセットされていない古い型でも20年以上使えている。
本当にオフセットに意味があるのだろうか疑問だね。
それはともかく、ここからですよ。爪切りを探す旅が始まったのは。
名も無い爪切りも試したし、ニッパー式も電動の爪切りも試した。
ざっくりと言うと、100円ショップや300円ショップで買えるものはあまり良くない。
切れるものもあるが切れないものもある。個体差が大きくギャンブルに近い。
・良くない爪切り
300円の爪切りをふたつ買うなら、最初から600円の爪切りを買ったほうが良い。
100円の爪切りは所詮100円だと思う。
急場しのぎならいいけれど、長く使うつもりで買う爪切りではない。
精度が出ておらず、貧素な構造だったりプラスチックのパーツが多すぎて、爪切りを持つ指が滑って使いにくい。
一番ダメな爪切りは、刃の噛み合わせに隙間があって爪の薄皮一枚を残して切れない爪切りだと思う。ガラクタ以下。
ニッパー式にも精度が出ていない爪切りがあって、わずかなガタツキが気になったりします。
爪切りは『刃物』だから、それなりの道具を選ぶほうが良いですね。
切れないハサミを使っているとイライラしてくるのと同じ。
刃は良くても持ちにくい爪切りや、切るときにしなる爪切りも使いにくい。
冷静に使い比べてみると、いろいろな使い心地の爪切りがあることがわかります。
・中国産の爪切り
安価で使いにくい爪切りは、中国製であることが多い。カタチだけ爪切りで、ヤッツケで作ってあるのか役に立たない。
ただし、これは中国製に限らず、どこの国で作った商品にも粗悪な物はある。日本製もそう。安いには安い理由がある。
今僕がようやく気に入って使っている爪切りも中国製。
どんな商品でも良いものは値段がします。同じように見えても使うと違う。
特に中国製は良いものも悪いものも作っているから、どれを買うかで印象が変わってくると思う。
さて
僕が今使っている爪切りは大量生産のノーブランド商品。
カマキリ型ですね。俗に言う「大きな爪切り」のサイズ。
精度が良かったみたいで、これはよく切れる。大きさがあるから足の爪もよく切れます。
ノーブランドゆえ、これ以上は何と説明していいかよくわからない。たまたま買ったもの。
安価な爪切りによく見られる支点の部分 (写真の赤丸ん部分)。この爪切りもハメコミでピンが入っていない。
ピンがあろうがなかろうが、爪が切れてくれればいいのだけど。
この爪切りがよく切れたから、気を良くして同じシリーズの「小さな爪切り」を買ったら、そっちは良くなかった。
ちゃんと作っていれば良い爪切りなんだろうと思うが、なんせお安いですからね。それこそ300円くらいの商品。
その後もいくつか試して、今僕が使っている「小さな爪切り」は MR.GREEN のシリーズ。
前出の爪切りと同じカマキリ型。支点の部分がピンになっています。
商品説明にはドイツの旗が付いているけれど、amazonやAliExpressでしか見ることがない爪切り。詳細は不明。
当然というか Made In China の商品。
仕上げが良くて高級感があります。
ある程度の重さがあるので、爪を切る度に爪切りが動いたり回ることもなく快適です。
こういった「使いやすさ」は、実際に使ってみないとわかりません。
MR.GREEN のお値段は中国製品の中では頭がひとつ抜け出て高く、おそらくニセモノがあると思う。
ほぼ同じ商品紹介でドイツの旗も付いているけれど、MR.GREEN の名前がない商品もある。
試しに買ったことがあるけれど、やはり物が違う。いわゆるコピー商品のようだ。
品質という面ではブランド名を付けて売っているもののほうが良さそうです。
MR.GREEN は500〜1000円くらいの商品なのにちゃんと作っている印象。真面目に作れば、さすが中国はiPhoneを作っている国だと思う。
この MR.GREEN もフェザーと同じオフセット刃の爪切り。
しっかりオフセット量に精度が出ているのか、切った爪に気になるほどのバリが出ません。
刃のクリアランスがちょうどいいのだと思われます。
円弧を描く形状の爪切りで精度を出しているのだから、やはり技術があるんだと思う。
今は使い始めということもあり、「パチン」というよりは『サクッ』に近い。
ただ、爪が飛ばないように爪のキャッチが付いているんだけれど、ここがもう少しどうかしているといいのにと思う。
キャッチはフェザーのほうがよく考えられていて、パテントを取得しているだけのことはある。構造が違う。
もう少し言うなら、刃先の角度もフェザーの方がよくできていて、日本の職人魂を感じます。
せっかく使いやすい爪切りを作っているフェザーなんだけど、爪にバリが出て手間がかかるから、相対的に MR.GREEN の方が平均点が高くなります。
当然僕の主観100%での平均点ではありますが、ここがすごく残念です。
・その他の MR.GREEN
僕が使っている MR.GREEN の製品は他にもある。
まずは爪ヤスリ。金属製の小さなもの。
大小2本持っていて、よく付く買うのは下の写真のもの。
持ち歩くには少し長いが、家で使うならもっぱらこれ。
ヤスリの目が立っていて、ヤスリの厚さがちょうどいい。
あまり薄い板だとしなって使いにくく、あまり分厚いと指と爪のキワに入らなくなる。
柄の部分が金属製で重さがあることもあり、爪をやするときのバランスというか塩梅が良いです。
持ち手がプラスチック製のものだとヤスリの部分のほうが重くなって、指の力でヤスリを持つことになるので、長く使うと結構シンドイです。
MR.GREEN はオールステンレスで仕上げが綺麗で持ち手が鏡面仕上げになっています。
合成皮革のケースが付いて化粧箱がコルクで高級感もあります。
同じヤスリでもずいぶん違うんだな、と思った爪ヤスリ。
amazonだと意外と高くて1200円くらいしますね。買うならAliExpressのほうがお安いです。
もうひとつの MR.GREEN は、ガラス製の爪磨き用ヤスリ。
切断面ではなく、表面をピカピカに磨くためのヤスリ。
男性諸君にはあまり馴染みがないものだと思う。爪表面がホントにピカピカになります。
ガラス板の上に微妙な凹凸が貼り付けてあって、いうなれば目の細かい仕上げ用の紙やすりみたいなもの。
貼り付けてあるからある程度使うと傷んでヤスリ部分が剥げ落ちてきますが、とても綺麗に爪を磨けます。
この MR.GREEN のガラス製ネイルファイルは、厚みがあって少し重さがあるから使いやすい。
ガラスが薄いと軽くなって爪を押さえながら磨くことになるので、ある程度の重量があったほうが使いやすいと思う。
MR.GREEN の場合はヤスリを乗せて磨けば、それでちょうどよい感じ。
ほんの少しの違いで使用感が変わります。
使い比べないとわからないかもしれないけれど、道具の良さは使って初めてわかると思う。
爪のヤスリは金属でもガラスでも、ある程度の重さと重量バランスが必要です。
・だからといって
MR.GREEN の製品ならなんでも良いかとなるとそうでもない。
変形ロボットのような爪切りや甘皮用のハサミなんかもあるけれど、際物商品は買わないほうが無難かもしれない。
爪のキャッチが付いていない爪切りもありますので、購入時にはよく確かめて。
僕が実際に買って試した爪切りと爪のヤスリは MR.GREEN が良かったけれど、MR.GREEN の全てをオススメしているわけではありません。
以下は余談。
爪のヤスリでいうと、個人的に金属の昔ながらの爪ヤスリが好きなのだけど、爪ヤスリや爪磨きには金属製やガラス製ではないエメリーボードもあります。
エメリーボードとは、ダイヤモンドヤスリみたいな爪用のヤスリのこと。
棒や板の上に、紙やすりのような加工をしたものですね。
下の写真は、販売終了になっているので未開封のままではあるけれど、ジルスチュアートのネイルファイル。いわゆるエメリーボード。
これは爪を磨くためのものではなく、切断面や爪の形を整えるための爪ヤスリ。
剣の形をしていて、いかにも JILL といった感じで可愛いね。
他にも爪用の電動ルーターのビットなども揃えていますが、ただの工具なのでいつかルーターの記事を書く機会があればそのときに。
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