TRN Conch という名のイヤホン
2024年6月から使っている TRN Conch というイヤホンがあります。
今、このイヤホンが僕の一番のお気に入りになっていて、今回はその魅力を伝えたい。
・安価
購入当時、AliExpressで付いていた値札が 24.53ドル。
僕は2024年6月のセールでクーポンを使って 9.67ドル で購入しました。通常の値札の4割程度。
当時のドル円レートで 1500円 のイヤホンになります。
海外の通販サイトでは新製品の時期に目玉商品的に安くなることが多く、Conchもその時期に購入したもの。
2026年2月現在の相場は20ドル付近になっていて、僕が購入したときのような大安売りをしなくなっています。
国内で Conch を買うならamazonが購入しやすいが少しお高い。
amazon価格は4000〜4500円。
イヤホンのランクでいえば、お値段的にエントリーモデルのふたつ上くらいになります。
Conch は TRN が社運を賭けていたのか、付属品が豪華。(下の写真参照)
イヤホンケースや付属品が充実していて、通常価格の20ドルで買ってもお買い得なイヤホンです。
有線ケーブルも付属品としてはレベルが高い。プラグもバランスとアンバランスが付け替えられるようになっています。
イヤホンはダイナミックドライバーがひとつ。いわゆる1DD。
亜鉛合金製で、小さく見えてもそれなりに重さがあります。
重さがある金属製は無駄な共鳴をしにくく、音が素直にノズルから出やすいそうだ。
嘘か本当かは知らないが。
・音
Conch には複数のノズルが付属していて好みの音にすることができます。
ノズルに付いているフィルターが違うそうだ。
黒 ⋯ 標準
青 ⋯ 高音域用
赤 ⋯ 低音用
商品説明のグラフで見るとわかりやすい。
青色ノズルを付けると中高音域が全開になる。
赤色ノズルにすると中高音域が減るので、相対的に低音が出ているように聴こえます。
標準の黒色ノズルを見ると、そもそもが高音域が出る特性のイヤホンのようです。
僕はある程度低音がほしいので、赤色ノズルを付けています。
「低音用」となっている赤色ノズルでも、上のグラフを見ると結構フラットな特性であることがわかります。
例えば青色ノズルにすると、中高音が通るようになって相対的に低音が減るような印象を受けます。
赤色ノズルにした途端にドンシャリになるわけではなく、聴感上も中高音が引っ込む感じに聴こえます。
ただそれも比べるとわかる程度。
予習なしで赤色ノズルだけを聴いて出たり引っ込んだりを感じるわけではありません。
基本的に中高音がよく出るイヤホンです。
ここがひとつめのポイント。
赤色ノズルを使うと1DDで継ぎ目なくフラットに近い音になるので、器楽曲をよく聴く僕には好ましいチューニングになります。
その高音域は耳に刺さらず、天を突き抜けるよう。
個人差があるので耳に刺さってしまうことがあるかもしれませんが、そうなった場合はイコライザーがよく効きます。
低音域には十分余力があるというか、極端な音を求めなければ何とでもなります。
ブーミーな音も攻撃的な高音域も出せます。
どの音域も耳に障る音ではないので、Conchの評判が良いのはこの辺りだと思う。
ここが2つ目のポイントであろうと思う。
ここが TRN らしさでもあります。
・総評
繰り返しますが、中高音がよく出るイヤホンです。
ダイナミックドライバーらしい音で、その高音域も耳に刺さりにくい。
音の透明感でいえばもっと上のランクのイヤホンには負けるけれど、決して悪いものではありません。
「イヤホン」というよりも『1DDのイヤホン』を楽しむつもりで買うなら、amazonで4500円で買っても後悔しないイヤホンです。
付属品のケーブルは3.5mm と 4.4mm のプラグに交換できるので、それだけでもオーディオファンには嬉しいところ。気が利いています。
僕自身は Conch を普段遣いにしていて KZ AZ09 Pro というBluetoothモジュールに付けて使っています。
少し低音が出る感じになりますが相性は悪くありません。
有線ケーブルのバランス接続で音楽を楽しむも良し、Bluetoothのapt-Xで音楽を楽しむも良し。
Conch は扱いやすく特徴がある音質で、音に飽きにくいと思います。
総合力でも平均点でもとても秀逸なイヤホンです。自分の好みに合致すれば、とても素晴らしいイヤホンとの出会いになるでしょう。
「低音が命」の低音大好きな人にはオススメしませんが、Conch があるといろいろな音楽が楽しめます。
今、僕が一番気に入っているイヤホンです。
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